湖国日和

琵琶湖の西側に住む大学院生が地域の魅力を中心に徒然なるままに綴っていきます。

琵琶湖周航の歌

自己紹介だけで終わらせるのも何なので、もうひとつだけ書きます 
皆さん、「琵琶湖周航の歌」という曲を御存知でしょうか?


1978年に加藤登紀子さんがカヴァーした曲がヒットしているので、知っておられる方もいるかもしれませんね。

元々この曲は、1917年に三高等学校(現在の京都大学)ボート部の寮歌・学生歌として生まれました。

ボート部の部員による恒例の琵琶湖周航の途中に部員の小口太郎氏が作られ詞を、「ひつじぐさ」のメロディーに乗せて歌われたのが始まりとされております。(歌が口頭で伝来してきたこともあり、今の「琵琶湖周航の歌」「ひつじぐさ」のメロディーは大分と異なってるみたいです……)

私が初めてこの曲を知ったのは、中学校の頃の職業体験学習の一環で商工会議所で教えてもらった時でしたが、それから現在に至るまで聴く機会は数えるほどしかありませんでした。

……メロディーだけは、琵琶湖大橋を車で走るときに耳にするのですが。(聴いたことの無い方は機会があれば是非一度、琵琶湖大橋を通ってください!)



さて、この「琵琶湖周航の歌」ですが、全部で六番まで歌がありまして、それぞれ琵琶湖周辺の風景が歌われています。そして、歌の舞台となった場所に歌碑が設置されています。

三保ケ崎近江舞子今津港竹生島彦根長命寺

どの場所も今でも琵琶湖の美しさを感じられる場所です。

基本的には縁の歌番の歌碑のみですが、三保ケ崎と今津港には全文を記したら歌碑があります。(今津港の桟橋にはメインの三番だけの歌碑もあります!)

また、今津港からは竹生島への船便も出ていますし、「琵琶湖周航の歌資料館」もあるでまさに一石三鳥です。

で、この琵琶湖周航の歌碑ですが。


何と、京都駅から電車で大半がサクッと回れちゃいます!(全部一度に回るのはちょっと大変ですが)


このに京都を訪れようと思っている方。

「琵琶湖? 寒かったら泳げないし……行かなくていっか」

そんなこと仰らず!

ちょっと、手前(もしくは、少し先)で電車を降りて夏だけじゃない琵琶湖の魅力を感じてみてください。

きっと、新しい琵琶湖の良さを感じることができると思います!


それでは。